[ 19 ] 令和元年度保健学科同窓会総会、特別講演、懇親会 開催のご案内

保健学科同窓会会員 各位


同窓会会長  春田昭一
(恩賜財団社会福祉法人 済生会熊本病院 中央検査部)

 日頃より、同窓会活動へご支援、ご協力を賜り感謝申し上げます。

 時代は平成から令和へと変わりました。平成の時代は「天地、内外ともに平和が達成される」という意味をこめられていました。当時の思いとは裏腹に全世界的には湾岸戦争、911同時多発テロ、国内では地下鉄サリン事件や、阪神淡路、東北、熊本などでの相次ぐ大震災、熊本、広島、福岡などでの豪雨水害など悲しい経験が昨日のことのように思い起こされます。
 令和の意味は「人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つ」という意味が込められているそうです。希望に満ち溢れた時代であると同時にまずは平和な時代であることを切に願います。
 さて、保健学科同窓会は、平成16年の保健学科第1期生の入学とともに、保健学科の前身である医療技術短期大学部(専攻科助産学特別専攻を含む)、またその前身である医学部附属看護学校、医学部附属助産婦学校、医学部附属エックス線技師学校、医学部附属診療放射線技師学校、医学部附属衛生検査技師学校、医学部附属臨床検査技師学校の各同窓会を一つの組織にまとめて発足しました。さらに、平成19年度から教育学部特別教科(看護)教員養成課程の同窓会も加わり、大きな組織(所帯)として活動しております。
 そして、平成16年の熊本大学の法人化を機に、各学部・学科単位の同窓会を統合した「熊本大学同窓会連合会」も発足し、保健学科同窓会もその構成員となりました。さらに、地域での同窓会活動も活発になり、東京連合同窓会、関西連合同窓会、九州連合同窓会と相次いで発足し、地域での学部・学科を越えた同窓生の情報交換や連携の場になっております。
 現在の同窓会の主な活動は、年1回の総会、総会時の特別講演、各専攻卒業生による職場紹介、懇親会、年1回の会報の発刊、8月の学科説明会(オープンキャンパス)時の支援、連合同窓会開催への参画と協力、入学式や卒業式への参列(会長)、5年に一度の同窓会名簿発行等を行って参りました。これからも、もっと「人が集まる」魅力ある同窓会を目指し、役員一同、試行錯誤をしながら努力したいと思います。
本同窓会のますますの発展のため、多くの皆様の同窓会へ御参加頂ますよう、重ねてお願い申し上げます。
 さて、令和元年度の同窓会総会、特別講演、懇親会を、下記の要項にて開催いたします。今年は新しい時代の始まりでもあります。これまで総会の時に行っておりました卒業生による職場紹介は、新たに教育講演として企画しました。まず今回は循環器疾患の中から「急性冠症候群について-検査、放射、看護の立場から-」として3名の卒業生に講演をして頂きます。この企画では、検査、放射、看護、それぞれ専攻の立場において相互の役割、業務についての理解と連携を深めて行ければとの想いから企画しました。
特別講演は、熊本のシンボルである熊本城が先の熊本地震により甚大な被害な被害を受けておりますが、熊本城を管理している熊本市経済観光局熊本城総合事務所から、地震による被害状況とその後についてお話ししていただきます。
 では、皆様とお会いできますこと、楽しみにしております。


期 日: 令和元年7月6日(土)
場 所: 医学部保健学科 C503講義室(5F)
総 会: 14:00〜14:30
教育講演: 14:30〜15:30
  「急性冠症候群について -検査、放射、看護の立場から-」
  検査 済生会熊本病院 福重 翔太 技師
  放射 済生会熊本病院 有村 大喜 技師
  看護 熊本大学病院 廣瀬真理子 看護師長
特別講演: 15:40〜16:40
  「熊本城の地震被害と復旧状況について」
  講師 熊本市経済観光局熊本城総合事務所
  演者 城戸秀一 様
懇親会: 17:00〜19:00
  MEDICO(旧楷樹会館食堂)(1F)


投稿者名:管理者  2019年05月28日 (水)