[ 8 ] 平成23年度保健学科同窓会定期総会(第8回)開催のご案内

保健学科同窓会会員各位


熊本大学医学部保健学科同窓会会長 宮里邦子
(生命科学研究部環境社会医学部門・看護学講座)


 熊本大学医学部保健学科は、本年3月に第4期生の卒業生を送り出し、4月には早くも第8期生の新入生を迎えました。また、大学院保健学教育部も本年3月には博士前期課程の第2期修了生を出すことができました。さらに、4月からは博士後期課程の第2期生の入学者を迎え、保健学科および保健学教育部は大きく発展しております。それに伴い、同窓会も年々前進しているところです。
 保健学科同窓会は、平成16年の第1期生入学とともに、保健学科の前身である医療技術短期大学部(専攻科助産学特別専攻を含む)、またその前身である医学部附属看護学校、医学部附属助産婦学校、医学部附属エックス線技師学校、医学部附属診療放射線技師学校、医学部附属衛生検査技師学校、医学部附属臨床検査技師学校の各同窓会を一つの大きな組織としてまとめて発足しました。さらに、平成19年度から教育学部特別教科(看護)教員養成課程の同窓会が加わり、各領域の先輩の皆様に支えられて活動しております。とくに、これまでに多くの会員の方々に多大な寄付金をいただいております。この機会をお借りしまして心より御礼を申し上げます。お寄せいただく方々の卒業年度を拝見しながら、皆様の同窓会への熱いご支援の思いが伝わってきまして、感謝の気持ちがこみ上げてまいります。
 熊本大学では、平成16年4月の法人化を機に各学部・学科単位の同窓会組織を統合した「熊本大学同窓会連合会」も平成16年10月に発足しました。保健学科同窓会もそのメンバーに加わって、全学の同窓会活動にも参加しています。保健学科同窓会は毎年行われます8月の学科説明会(オープンキャンパス)の支援や、同窓会定期総会においては皆様の寄付金を有意義に活用させていただくために特別講演(下記に紹介)を開催しております。また、毎年同窓会会報を発刊(11月予定)し同窓生の近況をお知らせする等をしております。また、昨年度は保健学科同窓会名簿(第2刊)を発行いたしました。新名簿によって会員相互の親睦を一層深めていただきますならば幸いでございます。
 今年度も、保健学科同窓会定期総会を下記の日程で開催いたします。今回の総会の特別講演は、「福島原発事故を理解する」というテーマで、熊大保健学科医療技術科学講座の肥合康弘氏と熊大病院医療技術部診療放射技師長の橋田昌弘氏のお二人の先生に講演していただきます。up to date なテーマで、皆さんの関心が高く、正しい情報を知りたいと思いますので、たいへん充実した講演会になるのではないかと考えます。
 職場や身近な同窓生の方々をお誘い参加いただきますと輪が拡がる機会になると思います。さらに、保健学科学生、大学院生の多数の参加をお待ちしています。




期 日:平成23年7月2日(土)
場 所:医学部保健学科C503講義室(5F)
総 会:14:00〜14:30
特別講演:14:30〜15:30
テーマ:「福島原発事故を理解する」
講演1:「放射能の基礎的知識」
     講師・熊大保健学科医療技術科学講座 肥合康弘氏
講演2:「福島への放射線サーベイ派遣」
     講師・熊大病院医療技術部 部長
     診療放射線技術部門長(技師長)兼任 橋田昌弘氏

懇親会:楷樹会館食堂(1F) 16:00〜18:00


 世界中を震撼させている福島原発事故、チェルノブイリ原発事故と同等の「レベル7」に国際評価尺度が引き上げられ、メルトダウンなどの深刻な状態を呈しています。毎日、新聞やテレビ等の報道で、放射能や放射線についてのいろいろな名称や単位が出てきますので、不安が大きくなるばかりですが、実際はよく分らないことが多いのではないでしょうか。
肥合先生には、放射能や放射線について基礎的なこと、私たちの体や生活にどのように影響するのかなどについてわかりやすくお話していただきます。また、橋田先生には、先日、福島に行って調査された状況や体験などについてお話していただきます。
 皆様のご参加をお待ちしております。



投稿者名:管理者  2011年05月30日 (月)