皆さま、大丈夫でしたか？？
　4月の熊本地震で被災された皆さまへ、心からお見舞い申し上げます。可能な限り早く、普段どおりの生活に戻れることをお祈り申し上げます。また、保健学科も、建物には大きな被害はなかったものの、装置、実験機器、パソコン等に大きな被害が出ました。同窓会として、大きなことはできませんが、保健学科の再興に可能な限り支援、協力をしたいと思っています。
　保健学科同窓会は、平成16年の保健学科第1期生の入学とともに、保健学科の前身である医療技術短期大学部（専攻科助産学特別専攻を含む）、またその前身である医学部附属看護学校、医学部附属助産婦学校、医学部附属エックス線技師学校、医学部附属診療放射線技師学校、医学部附属衛生検査技師学校、医学部附属臨床検査技師学校の各同窓会を一つの組織にまとめて発足しました。さらに、平成19年度から教育学部特別教科（看護）教員養成課程の同窓会も加わり、大きな組織（所帯）として活動しております。
　平成16年の熊本大学の法人化を機に、各学部・学科単位の同窓会を統合した「熊本大学同窓会連合会」も発足し、保健学科同窓会もその構成員となりました。また、地域での同窓会活動も活発になり、東京連合同窓会、関西連合同窓会、九州連合同窓会と相次いで発足し、地域での学部・学科を越えた同窓生の情報交換や連携の場になっております。
　現在の同窓会の主な活動は、年1回の総会、総会時の特別講演、各専攻紹介、懇親会、年１回の会報の発刊、8月の学科説明会（オープンキャンパス）時の支援、同窓会表彰（在校生への表彰）、入学式や卒業式への参列（会長）等があります。同窓会総会、特別講演、懇親会が大きなイベントですが、残念ながら、参加者が多いとは言えない現状です。是非、多くの皆様が参加して頂き、情報交換の場として利用し、懇親を深めて頂ければ幸いです。また、活動の財務面は、学生の皆様の会費（主に入学時）と同窓生の皆様の寄付金により成り立っております。特に寄付金では、多くの先輩方に支えられ毎年多くの寄付金を頂いております。この場をお借りして、皆様からの御協力に心から御礼申し上げます。先輩の皆様の同窓会へのご支援のお気持ちを無駄にしないように、役員一同、頑張りたいと思っております。
　まずは、「人が集まる」魅力ある同窓会を目指し、役員一同、試行錯誤をしながら努力したいと思います。本同窓会のますますの発展のため，多くの皆様の同窓会へ御参加頂ますよう、重ねてお願い申し上げます。
　さて，平成28年度の同窓会総会、特別講演、懇親会は、下記の要項にて開催いたします。特別講演は、快整館の坂田様にご講演をお願いし、「快」をキーワードにした医学の話を楽しみにしています。また、今年は特別企画として、「熊本地震を経験して」をテーマに、看護、検査、放射から地震時（後）の対応や災害医療に関して発表してもらいます。誤解される言葉かもしれませんが、地震の貴重な経験を糧にできればと思っています。
では，皆様とお会いできますこと，楽しみにしております．